第6話

6,しぇあはうす??
1,828
2020/04/12 11:41
『紫藤先生?!?!』


ジ「あぁ……あせや言ってなかったっけ?」


『な,何をですか?』


な「俺シェアハウスしてるの」


『しぇあはうす??』


ジ「うーんとなぁ…1つの家に大勢で住んで家賃とかは割り勘……みたいな感じ」


『ほほー』


『えぇっと…達とはあとどなたが……?』


な「莉犬くん,るぅとくん,ころん…」


『あ,楽しそう』


ジ「で,さっちゃん」


『?!?!…ゲホッゲホッ』


『何も飲んでないのにむせたじゃないですかゲホッ…』


な「ジェルくんわっるー!」


る「ジェルくんわっるー!」


こ「ジェルくんわっるー!」


り「ジェルくんわっるー!」


ジ「ジェルくんわっるー!」


信号機組&な「『え?w』」


な「まあまあそんな感じなんだけど綾川ちゃんはどうする?」


『はふ?』


ジ「あんた小説のヒロインなんやからもうちょい可愛いの無いん?w(メタいメタいw)」


こ「はふ?って何w焼き芋食べてんの?ww」


る「ちょっところちゃん焼き芋ってw辞めてくださいよww」


り「そーだよどうするの?あなたちゃん」


『どうする…って何が?』


ジ「倒れたってからさ,家に帰るかなぁって思ってんけど…」


な「嫌じゃなかったら俺ら看病するし!」


り「男だらけだけど……帰るなら俺送るし」


『迷惑になりそうだから帰ろうかな』


『よいしょっと…』


スクッ


ガチャッ…


フラッ


る「あなたちゃん?!」


ガシッ


『はふ…?』


さ「ったく大丈夫?」


さ「病人は寝とけ」


ペシッ


『痛っ……何もデコピンしなくてもいいじゃないですかあ!』


る「んじゃ,僕と莉犬は親御さんに連絡しますね」


り「はぁーい」


な「俺とジェルくんところんは薬とか取ってくる〜」


こ「ふわぁーい」


ジ「了解〜」


さ「えぇ俺は?」


な「綾川ちゃんと話してて?」


『えッちょっ…』


ガチャッ…バタンッ


『…あ……』


シーン……


気まづッッッッッ?!?!


えと…何か話さないと……


あッ!!そうだ


私桃川先生に謝らないといけないんだった…


『あの…っ…先生!』


さ「んぁ?」


『ぷっwなんですかその声w』


さ「さぁ?w」


『って…違いますよお!』


さ「ふぇ?」


『何!?乙女なんですか!?』


さ「はあ?!」


さ「てか用は何?」


『あ…あぁ』


『あの…さっきは本当にごめんなさい!』


さ「あ…あぁ」


『なんかもう…自分だけ浮かれてて,桃川先生だけ余裕なのが気に食わなくて……』


『つい感情に乗せてあんなこと言っちゃいました…本当にごめんなさい』


さ「うん大丈夫だよ」


『ほ,本当ですか…?!』


さ「うん大丈夫なのは大丈夫なんだけど…」


『??』


『なんですか?』


さ「あのさ……皆とあなたの接点が理由でさっきああ言ったんじゃなくて…」


『…?』


さ「なんか…ちょっと…──────……って言ったら…どうする………?」


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