「はい、無理でしたー」
「うざ、、、これでも飛ばしたのに!」
着いた瞬間お兄が待ち伏せ…「学ばんやつやな、俺に勝てるわけないだろう馬鹿野郎」
朝からうぜー…「また負けたんかよwもっと早く起きればいいやろが笑」と声掛けてきたのは後輩の村瀬 翔。
「だ、ま、れ、これでも早く起きたんじゃ」
「おはよー、ヨシくんと美紀と村瀬くん」
と声掛けてきてくれたのは親友の美佳。
「あ、美佳おはよー、また負けたよー!!」
ほんとに学ばないわね。と言われつつ…。
「あ、美紀、雄飛から聞いたんだが今日の夜帰ってくるらしいぞ」え…だから夢見たのか。
雄飛というのはお兄の友達。帰ってくるのは…。
「美紀、帰ってくんの?たかくん。」
「らしいよ?」らしいよって嬉しくないの?って聞かれるあたし。
「嬉しいんだけど、帰ってくる前になったら必ず小さい頃の夢見るの、その小さい頃の夢好きじゃないの、息苦しくなる」なんなんだろ。
体育の時間、体操競技がまためんどくさい。
服装も服装だし、、今どきブルマなんてあるの、、男子は普通に半ズボンなのに?!
「はい次っ美紀だな、お前ができるやつ全てしろ」はぁぁぁぁあ?!「お兄!何であたしだけ?!」「今はお前の兄じゃない、先生と呼べ」
何なのよもう…『お、中野が、飛ぶぞ!あいつはホントやべーよな、凄すぎ!』嬉しくない…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!