「好き」が足りない! 復活です!✨
待っていてくださった90名の方、本当にありがとうございます!!♡
実は...四日後テストなんです(´;ω;`)
勉強してませんが(←おい)、これからしようと思うので、息抜きにばんばん更新していきます!!
では、本編スタート✨
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灸人くんの言葉で、現実に一瞬で引き戻された。
灸人くんの帰宅を喜んでいられる時間は私にはない。
...なんて説明しようかなぁ...
灸人くんは、口を開けてポカーンとしていた。
ちょっとざっくりすぎた気もするけど、まいっか。
あー、小さい頃そんなこと言ってたかも。
でも多分それ、いじめられてる時の空元気発言のような...
いつも元気な灸人くんだけど、私の雰囲気を読み取ってくれる所は、修哉と愛衣ちゃんと同じだ。
灸人くんの言葉は、愛衣ちゃんの大きな声によって聞こえなかった。
...ん?
...愛衣ちゃんの大きな声?
考える暇もなく、愛衣ちゃんに抱きつかれた。
状況が読み込めず、周りを見回すと、修哉と司が息を切らしてそこにいた。
そっか...私のことを
みんなが心配して探しに来てくれたんだ。
そうこの場にいる全員に謝るも、司の顔だけは見れなかった。
修哉…すごい怒ってる。
...私、まだ子供なのに無責任なことしちゃったのかもしれない。
その場の感情に流されて、「消えたい」とか、「いなくなりたい」とか。
でも、私がいなくなったら悲しんでくれる人がいる。
...なんだ、それでいいじゃん。
私は、難しく考えすぎてたのかもしれない。
...そうだよ。
こんなの...私らしくない。
また、泣いちゃった。
...弱い女の子だ。
でも、それが私。
そんな自分と向き合っていくしかない。
...弱いなりに、強くなってみせたい。
────気づいたら、行動してた。
私は彼の手首を掴み、唖然としている司とみんなを置いていき、人気のない所に移動した。
やっぱり、少し怖いけど、逃げずに頑張ろう。
─────私が出した、答えは...
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。