第51話

それが私。
848
2018/05/07 10:33
「好き」が足りない! 復活です!✨

待っていてくださった90名の方、本当にありがとうございます!!♡

実は...四日後テストなんです(´;ω;`)

勉強してませんが(←おい)、これからしようと思うので、息抜きにばんばん更新していきます!!






では、本編スタート✨







♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*





灸人
灸人
...で、こんな時間にどうしてここにいるわけ?



灸人くんの言葉で、現実に一瞬で引き戻された。



灸人くんの帰宅を喜んでいられる時間は私にはない。







...なんて説明しようかなぁ...








朱音
朱音
んーとね、嫌になって学校さぼってきちゃった!




灸人くんは、口を開けてポカーンとしていた。


灸人
灸人
...はあぁぁぁぁぁあああ!???



ちょっとざっくりすぎた気もするけど、まいっか。



灸人
灸人
風邪でもインフルでも学校に行きたいって言ってた朱音ちゃんが!?



あー、小さい頃そんなこと言ってたかも。


でも多分それ、いじめられてる時の空元気発言のような...


朱音
朱音
...色々、あってね。
灸人
灸人
...そっか。


いつも元気な灸人くんだけど、私の雰囲気を読み取ってくれる所は、修哉と愛衣ちゃんと同じだ。







灸人
灸人
...ねぇ、何があっ...
愛衣
愛衣
朱音ぇぇえええぇぇえええぇぇえええ





灸人くんの言葉は、愛衣ちゃんの大きな声によって聞こえなかった。






...ん?






...愛衣ちゃんの大きな声?







考える暇もなく、愛衣ちゃんに抱きつかれた。










状況が読み込めず、周りを見回すと、修哉と司が息を切らしてそこにいた。













そっか...私のことを













みんなが心配して探しに来てくれたんだ。










朱音
朱音
...ごめんね、心配かけちゃって。




そうこの場にいる全員に謝るも、司の顔だけは見れなかった。






修哉
修哉
...お前が、どれだけの人に迷惑をかけたか分かってんの?






修哉…すごい怒ってる。






...私、まだ子供なのに無責任なことしちゃったのかもしれない。







その場の感情に流されて、「消えたい」とか、「いなくなりたい」とか。







でも、私がいなくなったら悲しんでくれる人がいる。


















...なんだ、それでいいじゃん。















私は、難しく考えすぎてたのかもしれない。















...そうだよ。




こんなの...私らしくない。
















朱音
朱音
...ご、めんなさぁい...っ...





また、泣いちゃった。



...弱い女の子だ。








でも、それが私。









そんな自分と向き合っていくしかない。

























...弱いなりに、強くなってみせたい。













────気づいたら、行動してた。









司
!?
朱音
朱音
みんな...心配かけて、ごめんね。
...ちょっと司と話してくる!








私は彼の手首を掴み、唖然としている司とみんなを置いていき、人気のない所に移動した。
















やっぱり、少し怖いけど、逃げずに頑張ろう。


















─────私が出した、答えは...









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