第7話

知らないふり
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2017/12/02 13:48
実は、修哉とクラスを離れたことがない。

しかも、いつも席が近い。




…だから、私は知っている。

授業が終わるとすぐに修哉の元へ向かうような、可愛い女子達と楽しそうにお喋りしている修哉を…。



話そうとしても、周りに人が多すぎて近づくこともできない。



…結構メンタルやられてます。
あと、胸がチクチクしたり…

病気なのかな?大丈夫だよね?




…嘘です。嫉妬です。
女子に囲まれてる修哉を見るのが辛いんです。
朱音
朱音
し、修哉のバカぁぁぁあっ!!!
屋上で、このモヤモヤした気持ちを

思いっきり晴らしたのでした。







その頃、修哉は…

修哉
修哉
「し…うや…バカ」
え? なんか誰か俺にバカって言った?
…気のせいだよな。

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