第29話

*お泊まり3*
1,434
2018/02/18 02:03
…今はそっとしておいた方がいいのかな?


でもね、司となら前に進める気がするの。



ハジメテは司に貰ってもらいたい。

後先考えず、階段を降りてリビングへ向かった。
朱音
朱音
つ、司!

…私ね、司にならハジメテあげていいよ?
司
!!?

朱音って…処女だったんだな。
朱音
朱音
うっ…うん。
司
さっきの嫌じゃなかったか?
朱音
朱音
…びっくりしたはしたけど、司ならいいよ。
突然、ソファから起き上がって、私を軽々とお姫様抱っこした。
朱音
朱音
ふぁ!?
司
理性なくすかも…優しくできなかったらごめん。
…やっぱりちょっと怖い。
司
…やめとくか?
今ならまだ、引き返せるよ?
朱音
朱音
…ううん。大丈夫。
ちょっと怖いけど、司にハジメテをあげたいから…。
優しくしてね?
司
ほっんと朱音は…俺を喜ばせる何かを取得してんのかな???
お姫様抱っこした状態で、階段を上り、私の部屋のベッドに着いた。

壊れやすいものを扱うかのようにして、私をゆっくりとベッドに下ろす。


そして…私のワンピースを綺麗に脱がしていく。


朱音
朱音
私だけ脱ぐのじゃ恥ずかしい…//

司も脱いで?
司
じゃあ、脱がせて?
朱音
朱音
う、うん//
司の着ているシャツのボタンを一つ一つ開けていく。

一つ開けるごとに私の胸はどんどん高鳴っていって…


…恥ずかしい!!!
朱音
朱音
司…好き。
司
…俺も大好きだよ。
そうして私の唇を奪った。

次第に激しくなって…



〜この後は、ご想像にお任せします〜



触れるだけのキスをして、私達は眠りについた。

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