第10話

別れ、そして、再会。
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2017/12/12 10:28
そんな日があってから先生は移動になり、もう会えなくなった。

大毅とは前と変わらず、、一緒にいる。

でもふと思い出してしまう、先生のこと。

《あなた?大丈夫か?》

「な、なにが?、」

《いや、何でもない、ほら早く行くぞ!》

大毅は気づいてる。

私は知ってるよ、私が先生の事気にしてるって事、、心配してくれてるんでしょ?

そして、、月日が経ち、私達は高校を卒業した。

新しいそれぞれの方向へ進んでいった。

心のどこかでまた再会するように少しだけ願っていた。

私は大学に通い、新しい友達も出来た。

そして、

《おーい!あなた!!》

そう、大毅も一緒の大学を受けた。

私はこの時もまだ気づいていなかった。

大毅の気持ちを…。

ある日、私はあの日の時と同じように買い物をしていた。

すると後ろから誰かが声をかけてきた。

私は、息を呑んだ。

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