なんなんだ。
君たちは。
ここまで頑張っている彼女を褒めてやれよ。
は?なんでだよ、君達の空気には乗りたくも
ないのに、どうして乗らないといけないんだ。
普段怒らない先生まで怒るのは、
とてもこの空気が、いやなのであろう。
ほんと、無理だな。
よく、お前も耐えられるよな。
「「「「「「「「同感」」」」」」」」
教室がざわざわ、と賑わい始める。
まだ僕達は、この転校生の事を欠片も知らない。
でも、今の転校生を見ていると、なんだか、、、
「泣きそう。」
「いつこの教室から逃げても可笑しくないくらい。」
……To be continued(ツヅク)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。