ピンポーン
ガチャ!
翼「いらっしゃい!あなた!入って~」
あなた「お邪魔します」
あなた「綺麗な家だね」
翼「そんな事ないよ~」
?「兄ちゃん、お客さん?」
あなた「あ、お邪魔します!」
翼「こいつ、僕の二個したの弟、空」
あなた「こんにちは!あなたです」
空)うわぁー、すげー美人!
翼「今から、僕の部屋で勉強するから」
空「彼女?」
あなた「ち、違います!」
翼「じゃあ、邪魔すんなよ」
空「はいはい」
あなた「弟くんもかっこいいね」
翼「そうかな~?」
あなた「違うよ、ここはこう」
翼「え~?こう?」
あなた「あ、そうそう」
翼「あ、ごめんちょっとお手洗い」
あなた「は~い」
コンコン
あなた「?」
空「あれ、兄ちゃんは?」
あなた「今、お手洗いだよ~」
空「そうですか」
あなた「うん~あ、えっと…空くん」
空「はい?」
あなた「別に、私に敬語とかいいからね?呼び捨てでいいし」
空「あ、はい…違う、うん」
空「あなたちゃん」
あなた「なに?」
空「メッセージ交換出来ない?」
あなた「いいよ!」
空「やったー」
ガチャ
翼「あれ、空。なにやってんだよ」
空「ん?何でもないw」
翼「ん~?怪しいな~?」
あなた「空くんなんにもしてないよ~」
翼「あなたがそういうなら、」
空「じゃあ俺、行くわ」
翼「終わった~!!」
あなた「お疲れ様!」
翼「あなたありがとう!」
あなた「(ノ´∀`*)イエイエ」
あなた「じゃあ、私帰るね~」
翼「うん、バイバイ!」
空「あ、あなたちゃん帰っちゃうの~?」
あなた「うん、またね空くん」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!