涼真はあなたの手を取って、
ポケットの中に手を入れたのだ。
あったかい…/////
そこから、私の家に着くまで、
ずっと話してた。
長く話してたはずなのに、すぐ着いた。
涼真といる時間は早い気がする…
付き合えて良かった…
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でも、まだ女子A達の復讐は終わっていなかった。
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女子Aと女子らとのメールにて。
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上履きを取ろうとして、
いつも通り下駄箱を開けたら…
多分、女子A達のしわざだな…
でも、涼真に相談したら、何されるか分かんない…
うわ、私に聞こえるように言ってる。。
どうしよう…
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教室に着いた。
涼真は自分が忘れてしまったといい、
誤魔化してくれた…
やっぱ優しいな、涼真。
てか…足も大きいな…ぶかぶかだよ…/////
さ、さわやかすぎ、、/////
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あれ、これ、女子の字かなぁ
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涼真と賢人の言った通り、
いくの…やめとけば…良かった…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!