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第7話

エ ガ オ
477
2017/12/01 11:10


( Keito Side )


山ちゃんに連れられてきたカフェに入ると


一人の女の子に声をかけた


その子はこっちを見て小さく礼をした


『あなたです』


「岡本圭人です」


俺が言うとあなたちゃんはふわっと笑った


あ、山ちゃんの好きそうなタイプ


なんとなく気がする惚れる理由が。


涼「よし、行こう」


『どこのカフェ行くんですか?』


圭「俺が最近見つけたところ」と言うと


『美味しいんだろうな~』と遠くを見つめる


涼「ねぇ知ってる?」


後ろを歩いてた山ちゃんが


俺とあなたちゃんとの間を割って来た


『豆しばみたいに聞かないで(笑)可愛いけども』


圭「豆しば(笑)で、何?」


涼「何話そうとしたっけ?(笑)」


笑うと記憶が飛んだ、らしい


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