第10話

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2017/12/12 12:56
ウィーン


響くローター音。


そして、

「はぁ…っ…あっ…」


響き渡る、私の喘声。



空間は、その2音で埋め尽くされる。


それを満足げに、マサトさんは眺めていた。

「あと、15分だよサクラちゃん、ほらほら頑張って」


マサトさんはそう言いながら、私の秘部に手を伸ばした。


「も、もう……む、り…はぁ、あっ…」


「だーかーらー、言ったよね?あと15分。耐えて、」


そう言ってマサトさんは1度ローターを離した。

あてがわれていた快感が離れてもどかしい。

「え…?」

混乱している私を見て、マサトさんは少し笑った。



「あ、もうコレ、当てられないって思った?」

「は、はい…」


「んな訳ないじゃん。」


カチッ。

機械音の振動数が増す。









「あと15分は、1番強いので耐えるんだよ???」

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