第11話

衝撃の発言。
213
2017/12/09 04:06
お母さんの声が玄関に、響きわたる__。
くまみ
くまみ
ど、どうしたの…?
いきなり、お母さんが、大きな声で言うので、少し不安な気持ちになった。
お母さん
大きな声出して、ごめんなさいね…。実はね__今日、学校から、連絡があったの…。
お母さんは、少し、落ち着きをもどして、話す。
くまみ
くまみ
え…。ど、どうして…?
          な、なにがあったんだろ…?
お母さん
今日……あなたの、クラスメートの子が校庭に倒れていたらしくて…。
救急車が来るときにはもう…。
それでね…、屋上から飛び降りた可能性があるそうよ。
言いにくそうにお母さんが話す。
くまみ
くまみ
え…?
声のトーンが、落ちる。
くまみ
くまみ
それは……誰だったの…?
お母さん
えーと…。葉桜…くんだっけ?
くまみ
くまみ
え…。
くまみの頭の中に、あることが浮かんできた。
それは…『クリスマスの呪い』だ。
今日はクリスマスイブ。
くまみは、背中に冷たいものを感じた。
くまみ
くまみ
(い、嫌な予感が…。)
お母さん
明日…お葬式…らしくて…。
くまみ行くわよね?
くまみ
くまみ
あっ…あ、う、うん…。
やっぱりいじめが、原因だろうか__。
くまみに罪悪感がのしかかる。
あの時にいじめを、とめていたら…。
くまみ
くまみ
(うぅ…)
__もう…おきてしまったことは、どうしようもできない。
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  •*¨*•.¸¸☆*・゚❄次回へつづく🎄゚❅゚❆。⚛*。゚*❅
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