第2話

きみに届けるこの思い
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2017/12/02 09:34
私には、事故で亡くなった彼氏がいました。
私は、彼が亡くなったことが受け入れられずお葬式の後もずっと部屋に閉じこもってました。
でも、お葬式から一週間後に急にメッセージが来ました。
貴史
ごめんねあなた…
泣かないでね…きみの笑顔が大好きだから
!?
このメッセージは、絶対に届くはずがない…のに…


最初はいたずらかなと思い、貴史のお母さんに聞いたら
スマホはずっと触っていないと言っていて、
じゃあ、本当に貴史が…と思い始めました。

こんなこと、おかしいですよね…笑って貰っていいです。


それから毎日、
貴史
あなたなら大丈夫!
とか、
貴史
笑顔で頑張って
と、毎日メッセージが来ました。

最初は怖かったけど今は私の力になっていて
学校にも行けるようになりました。

でも、貴史の四十九日の日からメッセージが来なくなりました。
そんな時、貴史の弟の和志くんにある事を話されました。


「あなたちゃん」
「なに?和志くん…」
「あのさ、兄ちゃんからメッセージ来てなかった?」
「!?」
「な…んで…それを…」
「実は俺にも来てたんだ…」
「うそ…」
「本当だよ…これ見て」


貴史
ごめんな、和志
和志
は?兄ちゃん
「最初は、いたずらかと思ったけど、スマホだれも触ってないし…」
「うん…」
「急に兄ちゃんから四十九日の前の日にこれが来たんだ」
貴史
あなたを頼んだ
じゃあな
「だから、俺があなたちゃんを支える。」
「え…」
「兄ちゃんの代わりにはなれないかもしれないけど…」
「俺、あなたちゃんが好きなんだ…」
「和志くん…」
「だから、まだ兄ちゃんが好きだと思うけど…」
「和志くん…私はまだ貴史が大好きだから和志くんの方にまだ気持ちがいかないけど…」
「うん」
「それでも良いなら…傍にいて下さい」
「…本当に?」
「お、お願いします…」
「うん!兄ちゃんみたいに頑張る!」






切り替えが早すぎるけど実は貴史から、こんなメッセージが来てたんです。
貴史
和志に後は頼んだ、だから和志と一緒に生きてくれ…
ありがとう…大好きだよ
だから、貴史に言われたことだし、
和志くんのことは貴史とは違った意味で大好きだったから、一緒にいることにしました。




7年後私が24歳、和志くんが23歳で結婚しました。
私は、今でも貴史が大好きです。
でも、和志くんのこと7年間でとっても大好きになりました。

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