第11話

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2017/12/13 10:35
そのまま私達はマクトに行った。
そして、私が注文しようとした時、驚くほどかっこいい男の人がレジの前に立っていた。

そして、私は一瞬にして雅のことを忘れ、見とれてしまった。

多分、一目惚れだ。
あなた

あ、あの!!
名前教えてください!!

気づいた時にはもう話しかけていた。
何言ってんだ??
迷惑だから早くしろよ
あなた

あ、ごめん…

あ、俺の名前ですか?
三崎葵です。
店員さんは快く名前を教えてくれた。
が、後ろのお客さんからの視線が痛くて、後ろを向いたら睨まれていた。

なので、私は謝ってすぐに注文した。
あなた

ほんとすいませんでした。

もう行くぞ
そして、レジから離れた席に座った。
あなた

なんかごめんね。

いや、別にいいけど急にどうしたんだ?
あなた

私にもよくわからないの。
なんとゆうか…うん。

ポテトを食べようとした時、トレーに、白い折りたたんである紙があるのに気がついた。

中を見ると、
あなた

みさき、あ、おい?

その紙にはさっきの店員さんの名前と電話番号が書いてあった。
あなた

って、ぇぇえええええ!?

どうした?
私は胸を踊らせながら、確認した。
あなた

ううん。なんでもない!!

これは、恋だ。

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