そんなこんなで月日は過ぎ そろそろ進路を決めなければならない季節となった
と話し終わるとみんな移動し始める
私は大学で勉強したいと思い大学を希望した
ハンカチで、ドアノブを覆いその上からドアノブを捻る
そこにはたくさんの人がいた
見た目がチャラい人
教科書を開いて勉強してる人
ギャルっぽい人
大人しそうな人
いろんな人がいた
そこが私の席だった
先生が来るまで机や椅子を除菌シートで拭き座ると本を開こうとしたら…
先生が来てしまった 残念そうに本を閉じ目線を向けようとすると___
いつの間にか隣には隣のクラスの先生がいた
ペラペラとさりげなくネタバレをされる
ネタバレされたことに少し苛立ちをし、強めの口調で言う
上野 辰也先生 私のクラスの隣のクラスの担任の先生
女子生徒から天然女タラシ先生と言われており人気がある先生
微妙に女子生徒からの視線が痛い
私はこの人が苦手だ…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。