第6話

不思議
亜弥side
寒い、昼頃を過ぎた時間──


乃亜、寝ちゃったな…




ここに来て数週間、みんな優しく接してくれる。
なんでだろう。ボク達のことを受け入れてくれるの?
こんな、ボク達を、化け物を。


────分からない。

いつも、答えを出してきた。
勝手に、答えが出てきた。
でも、今回は違う。出てこない。
出てこないんだ。
なんで、と疑問がボクの頭を支配する。
カノ
カノ
どーしたの?
亜弥
亜弥
あ……カノ、さん
カノ
カノ
さんつけじゃなくていいよ。
好きなように呼んで!
亜弥
亜弥
………じゃあ、しゅうやで。
カノ
カノ
おおっ!?まさかの名前呼びっ!w
珍しいねぇ〜
亜弥
亜弥
はぁ…
カノ
カノ
で、どうしたの??
亜弥
亜弥
…しゅうや達は、ボク達を気味悪がらないの?
カノ
カノ
え…?
亜弥
亜弥
『化け物』って言わないの?
カノ
カノ
ちょ、ちょっと、何言ってるの?
亜弥
亜弥
みんな、ボク達のこと、化け物って言うんだ。
それで、気味悪がって、軽蔑される。
亜弥
亜弥
お父さんだって───
そこまで言いかけて、ハッと気がついた。
危ない、言ってしまうところだった。
カノ
カノ
僕はそんな事しないよ。
亜弥
亜弥
え、?
カノ
カノ
…『僕たち』はそんなことしないよ。
だって、亜弥達は、化け物なんかじゃない。
亜弥
亜弥
な、なんで…
意味が分からない。
なんで?
みんなは、そんなこと言わなかった。
だって、ボク達は『化け物』で──
カノ
カノ
……ねぇ、亜弥。
そんなに、怯えなくていいんだよ?
君のその赤い目だって、ヒーローの色なんだ。
亜弥
亜弥
ひー、ろー?
カノ
カノ
うん。カッコイイでしょ。
それにね、僕達は同じだよ。
僕だって、赤い目なんだ
亜弥
亜弥
え…?
しゅうやも……?
カノ
カノ
うん。そうだよ。
ほら、見て?赤いでしょ?
恐る恐る、しゅうやの目を除くと、赤かった。
ボク達と同じ、赤い、あの目だ。
亜弥
亜弥
ホントだ……
ボク達と、同じ人が居たなんて。
今は、それだけで嬉しかった。
乃亜が起きたら教えてあげよう。
カノ
カノ
だからね、怯えなくていいんだよ。
僕達は、君の味方だからね!
亜弥
亜弥
……ありがとうっ!
ボクは、久しぶりに、欺いていない、本当の笑顔になることが出来た。
それは、しゅうやのおかげだ。
この、メカクシ団に来て、良かった、と思えた。
──────────────
主
はいはいはいはい!!
皆さんお待ちかね!!主だよ~!
あれ?待ってない??
んもぉ~ツンデレなんだかr(((殴
すみません←
主
今回も読んでいただきありがとうございます!!
よければ、コメント等よろしくお願いします🙇✨