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第13話

無事帰還。
モブ
はっ、誰が大人しく渡すかよ!
オラ!かかってこい!!
キド
キド
みんなっ!行くぞ!!
男が挑発すると、つぼみが声をあげた。
それに従い、みんなが次々と動き出し、おじさん達を倒してゆく。
亜弥
亜弥
すごい……
そして、全員を倒した後、つぼみと幸介が縄をほどいてくれた。
亜弥
亜弥
ありがとう!
乃亜
乃亜
ありがとう…!
キド
キド
おうっ!
セト
セト
はいっす!
そして、無事アジトに帰ると、ドッと疲れが出てきた。

そして、思わずソファーにぼふっと音を立てて倒れ込んだ。
亜弥
亜弥
はぁ~、疲れたぁ〜w
カノ
カノ
お疲れ様~
そう言いながらしゅうやが僕の隣に座った。
マリー
マリー
はいっ!亜弥ちゃん!
紅茶だよ~!
亜弥
亜弥
わっ!ありがとうマリーちゃん!
マリーが入れてくれた紅茶を啜り、ふぅっ、と息をつく。

それにしても、無事に帰れて良かった。




────殴られなくて、良かった。
今はただ、それだけが安心できた。



もし、殴られたりしたら、僕はきっと、取り乱して、大変な事になっていただろう。
モモ
モモ
亜〜弥ちゃんっ!
お疲れ様!
亜弥
亜弥
モモちゃん!お疲れ様~
モモが肩にぽんっと手をついて話し掛けてきた。
モモ
モモ
いや〜、今回は大変だったね~
亜弥
亜弥
そうだね~、まさかああなるとは〜w
モモ
モモ
でも怪我もしてなくて良かった!
亜弥
亜弥
そうだね、助けてくれてありがとう!
モモ
モモ
うん!もちろんだよ!
だって仲間だしね!
亜弥
亜弥
あははっ、ありがとうッ!
嬉しいな~!
など、たわいもない話をしながら、今日を終えた──。
亜弥
亜弥
……ふぅ、



そして、お風呂あがり──
ふと、息をつく。

すると後から、カタ、と音がした。
亜弥
亜弥
──乃亜?
乃亜
乃亜
……うん。
おお、すげぇ。
音だけで乃亜だってわかったよw

さすが僕だわ((
亜弥
亜弥
どーしたの?
乃亜
乃亜
……いや。別に。
乃亜
乃亜
特に用なんてないんだけど、さ
亜弥
亜弥
……お姉ちゃんに甘えたくなっちゃった??
乃亜
乃亜
………………うん。
いつもあまり素直じゃない乃亜は、少し言うのを躊躇ったけど、そう頷いた。
亜弥
亜弥
そっか、おいで。
と、手招きをすると、乃亜はゆっくりと近づいてきた。
亜弥
亜弥
んで、どーしたの??
乃亜
乃亜
……お姉ちゃん、大丈夫かなって思って
亜弥
亜弥
んぇ??僕??
乃亜
乃亜
うん、そう
亜弥
亜弥
ぜーんぜん大丈夫だよっ!!
もっとお姉ちゃんを信じなさいっ!
乃亜
乃亜
あ、し、信じてないわけじゃないんだよ!?
亜弥
亜弥
ははっw
分かってるって!冗談冗談!!
そうこうしているうちに、遅い時間になって、寝ることにした。
亜弥
亜弥
おやすみ。
そういって頭を撫でてやると、すこしくすぐったそうにした。
乃亜
乃亜
…おやすみ、
そういって、別れた後、それぞれ部屋に入った。
⋯乃亜、きっと心配してくれてたんだな。


······頼りないお姉ちゃんでごめんね。
そう心の中でおもいながら眠りについた。