今日はクリスマス、
世の中のカップルはショッピングモール
にある大きなツリーの前で
写真を撮ったりしているのだろう
彼氏のいない私には関係ない話だけど
貴)寒い〜!
美)じゃあまた今度ね〜
貴)はいよ〜
じゃあまたね
友達の美紅に別れを告げ
人混みを歩き始めた
しばらくすると見慣れたいつもの道
貴)あ、コンビニ寄っていこうかな
私はコンビニで明日のお昼にと
カップラーメンを買った
まぁ後はちょっとしたお菓子
あとジュース!
貴)ちょっと買いすぎたかな
まぁ少しづつ食べればいっか!
そして、後少しで家という時
電柱の下に倒れている男の人がいた
貴)あ、あの...
ユサユサッ
貴)生きてますか〜、?
??)んんっ...
貴)よかった〜
あの大丈夫ですか?
??)あの、
貴)はい?
??)拾ってくれませんか?
貴)え?
バタッ
男の人は拾ってくれませんか
そう言うと倒れてしまった
貴)え、えぇぇ!!
それが、彼との出会いでした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。