美)今も?
貴)うん、
美)どうしてもっと
早く言ってくれなかったの、?
貴)ごめん、
美紅に友達やめられたら
と思うと言えなくて
美)そのご飯誘われてて
行ったことある?
貴)ないよ!だって
美紅の彼氏だし
人の彼氏取るわけないじゃん
美)まぁそうだよね
あなたはそんな事する子
じゃないのは知ってるし
貴)その、言い難いんだけど
美)拓磨くんと別れてほしい
でしょ?
貴)そ、そうなんだけど、
美)わかってるよ
そんな人だとは思わなかった
でも、私もちゃんとした人と
付き合いたいからね
貴)美紅、
美)ごめんね、困らせて
貴)ううん、
美)ねぇ〜!居候くん!
貴)え?
美)聞いてたんでしょ〜?
ほら、出ておいで!
ガチャッ
諒)バレてました、?
美)まぁね♪
諒)あ、どうも太田です!
美)よし!じゃああなた
拓磨くんに誘われた食事
OKして?
貴)え、?
諒)え!
美)大丈夫!あなたは
拓磨に触らせないから
太田さんも心配しないで?
貴)わ、わかった
ピコンッ
その時、丁度先輩から
メールが来た
貴)矢崎さんからだ、
美)お?お誘いかな?
OKしてね
貴)わかった
貴)明日、〇〇レストラン
だって
美)おけ!じゃあ
明日ね!
貴)え、あ、うん
美)じゃあ帰るね〜
ガチャッ
美紅は風のように
去っていった
貴)美紅って不思議
諒)でもいい友達だね
貴)うん!
諒)明日は気を付けてね
貴)ありがとう!
明日が、なんだか不安だな
・・・・・・・・・・・・
美)はぁ、なんで...(泣)
美)好きだったよ、拓磨くん
美)よし、終わりにしよう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。