第24話

“太田諒side2”
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2017/12/10 13:08
そして、カフェに着くと
一足先に梨奈がいた

梨)あ!太田くん!

諒)どういう事だよ

梨)え〜?

諒)どうして、俺が
退社扱いになってるんだ

梨)だって、太田くん
会社にいたら誰かに
取られちゃうでしょ?
だから私がこれから養ってあげる!

狂ってる、これ以上
梨奈といると俺まで
おかしくなりそうで
何も言わずに店を出て家に帰った

家につき中に入ると
家の中には何もな書くなっていた

諒)どういう事だよ、!

不動産屋に電話をしてみると
俺の家はもう俺のものでは
ないと言われた

梨)これで一緒に暮らせるね!

いつからいたのか
玄関に立っている梨奈をみて
恐怖を感じ俺はケータイ
だけを持って逃げ出した

そして、飲まず食わずで
1週間を過ごしていた

諒)うぅ、お腹が...

冬なのに薄着で
出てきてしまったせいで
体も冷えきっていて
もう動くのもしんどくなり
電柱の下で倒れていた

諒)もう、ダメか...

死を覚悟し目をつぶり
意識が落ちる寸前

??)あ、あの〜

ユサユサ

??)生きてますか、?

誰かに体をゆすられ
目を覚ますと
そこには鼻までマフラーをした
女の人だった
その人こそあなたちゃんだった

諒)んんっ...

??)よかった〜
あの大丈夫ですか?

あなたちゃんの声が
優しかったせいか
それとも、

諒)あの、

出会った時から
気になっていたせいか

??)はい?

諒)拾ってくれませんか?

俺はそんな事を言っていた
そして、それからの日々は
すごく楽しかった
あなたちゃんは今まで
出会った女の人より
すごく魅力的で
今まで何人かと付き合ってきたが
初めて愛おしいと思えた人だった

でも、ある日ちょっと
コンビニに出掛けたある日の事だ

諒)ふぅ、かえろ

梨)太田くん、?

諒)梨奈、

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