第4話

in house
83
2017/12/02 01:46
「お邪魔します...」






白「散らかってるけど...」






「...そんなこと!」






白「?」






「いや...凄く綺麗なのになって...//」






顔真っ赤にして言うもんだから






白「あなた可愛すぎ...///」






やべッッ...






聞こえちゃったかな...






ちらっと見てみる






「...?」






聞こえてなかったようだ






でも...






聞こえてて欲しかったな〜...なんて






「あの...」






白「あ、お風呂ね...どうしよ...」






「...」






小さめのパーカーとかを探す






白「これとか...どう?」






「あ...可愛い//」






白いパーカーを渡した






肌が真っ白だから凄く似合う






白「先入ってね、俺は後から入るから」






一瞬、不安そうな顔をしてお風呂に向かった






☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.






「...出ました」






白「あ、おけ。こっちのベッドで寝て!」






「シオンは?」






白「俺は...布団でも敷くか。気にしないでね!」






「...」






どしたんだろ






ゆっくり寝てほしいな






☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.






白「出たよ〜...て、寝たか」







ベッドを覗くと...






白「ッッ...あれ?」






居ない...






リビングを見ると






「スースー...」






ソファーの上でクッションを握って寝てた






無防備だな...///






ドクドクドクドク






白「フゥ...なんか、ドキドキする」






毎日、こうしてたいな...






毎日、一緒にいたいな...






そう思っていると






「シオン...好き...ニコッ」






白「へっ!?」






慌てて口を抑える






好き...?






そんな、まさか...






そうは思ったものの、俺の口から出たのは






白「俺も好きだよ...あなた」






一目惚れ...なのか...?






彼女に毛布をかけて、俺は眠りについた






彼女に告白を聞かれてたなんて全く知らずに。

プリ小説オーディオドラマ