今日は12月24日。クリスマスイブ。
私たちはこの街に引っ越してきた。
何でこんなに中途半端な時期に引っ越したのって思うかもしれないけど、それについてはまた今度。
私達は今、引越し作業の真っ最中。
うーむ…
どの部屋にしよう…
新しい家は私たち4人家族にとって大きすぎるといっても過言ではないほどの大きさだった。
当然のことながら、部屋もたくさんある。
私はある部屋の前で足を止めた。
多分家の中で一番奥の部屋。
何でこの部屋がいいと思ったのかは分からない。でも、何だか、この部屋が私を呼んでいるような気がした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。