第3話

12月24日午前11時25分
ーラーメン屋にてー
店主
いらっしゃい!!
おや、ここらじゃ見ない顔だね。
あなた

あ、はい!!
今日この街に引っ越してきたんです。

店主
引っ越してきた?君たちどこに住んでるんだね?
お兄ちゃん
ここから10分くらい歩いた先の洋館です。
前に住んでいた方が使わなくなったから使っても良いと…
『洋館』。その言葉を聞いた時、店主だけでなく周りの人たちの目が一瞬鋭く光った気がした。
どうしたんだろ……?
聞こうと思ったけど、なんか怖かったし、店主も何事もなかったように話を続けてたからあんまり気にしないようにした。
お兄ちゃん
おじさん、ラーメン2つください。
店主
はいよー!!
しばらくして、ラーメンが出てきた。
とっても美味しそう。
あなた

ん〜、美味しい!!

お兄ちゃん
ほんと美味いな!!
店主
そりゃ良かった。
良かったらまた来てくれよ。
そうは言っておきながら、店主の顔はあんまり来てほしそうじゃないような気がする…のは気のせいか。
私たちは店主にお礼を言って店を出た。