第6話

(6)
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2017/12/03 11:50
私は後ろを恐る恐る振り返った。
だいき
安心しろ!俺だ!
あなた

だいきさん、、

男A
はっお前誰だよ!
男B
こいつのなんなんだよ!
だいき
大事なお客様に手を出さないでくれ
だいきさんは自分の背中で私を隠してくれた。
男B
あーもー意味分からんし、もー行くぞ
男たちはグチグチいいながら私達の元から離れていった。
あなた

えっ、、

いきなり涙が出てきた。
あなた

なんで涙が出ちゃうんだろう、フフッこれぐらいでどうし、、、、

涙は止まらないし手も震えていた。
グイッ
だいきさんがおもっきり私を抱き締めた。
あなた

っっ、、

だいき
ごめんね、もっと早く助けてあげれなくて、怖かったよね、
だいき
でももう大丈夫大丈夫俺がついてるから
私の震えは止ったけど、、、
あなた

(心臓がすごいバクバクしてる)

まだこの時はこの心臓の痛みは恋のせいだとは気づいていなかった。
だいき
あなたコーヒー飲みにこない?
あなた

えっ

だいき
ごめっ名前違ったかな?
あなた

うんう違くないよ、ただ名前を知っていてびっくりしただけ

だいき
ごめんね、友達と話してるとき名前聞こえちゃったから
ドクドクドクドク
あなた

(うれしぃ、、、)

だいき
あっコーヒーどーする?
あなた

行きます!行きたいです!!

私達は横に並んで喫茶店まで歩いて行った。

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