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第3話

久々の『外』
あなたside


体内エリアと外とをつなぐ階段をトントンッと音を立てながら小走りに上る。
幸い私の体内時計は案外正確に動いていたようで、今は昼前だ。

外の光が階段に漏れて、砂をきらきらと反射する。
あなた

綺麗だなぁ

思ったより私の声が階段に響いた。


外に出て、思ったこと
あなた

眩しすぎる!!

みんなよくこんな場所にいれるな!

それが普通か。
あなた

とにかくマソオ兄さんを探さなきゃ

私は少し目を細めながら、歩きだした。







あなた

マソオ兄さーん!!

芝生の上に座っているマソオ兄さんを見つけた。
マソオ
マソオ
「おおあなた!外に出てきたのは久しぶりだなあ!」
あなた

ふふっ たまには外の空気も吸いたいしね

マソオ
マソオ
それならここに住めばいいって何度もいってるだろー?
あなた

まぁ、考えとく

マソオ
マソオ
おっお前からそんな言葉を聞いたのは初めてだ笑
あなた

まあねー

あなた

あっそうだ。食べ物が無くなっちゃったから、わけてくれると嬉しいな

マソオ
マソオ
分かった!家行くか!









マソオ
マソオ
これで足りるのか?
あなた

うん!充分だよ!

マソオ
マソオ
育ち盛りなんだから食べないとだめだろ。
あなた

大丈夫だってー それにこれ以上持てないもん

マソオ
マソオ
なら、俺が…
印の男性
マソオ!!
マソオ
マソオ
どうした?
マソオ兄さんが真剣な顔になったから、私は一歩後ずさった。
印の男性
あいつらがまた問題を起こしたらしい。体内送りになるから、手伝ってくれ!
マソオ
マソオ
おいおい、数日前に出たばかりだろ
印の男性
本当に懲りない奴等だ。今すぐにこれるか?
マソオ
マソオ
あぁ。今行く!
彼は慌てていたのか、私の存在にも気付いていなかった。
マソオ
マソオ
はぁ。すまんが荷物は持てそうにないな。
あなた

ううん。いいの。それより、奴等って?

マソオ
マソオ
『体内モグラ』っていう若いやつの集団だ。ちょうどあなたと同い年くらいのやつがリーダーだ。
あなた

なんで体内送りになったの?

マソオ
マソオ
何が気に食わんのか、問題ばかり起こしては体内エリアに入れられる。そういうことを繰り返しているんだ。
あなた

そう、なの。

マソオ
マソオ
いけねっ行かないと!あなた!また来いよ!
あなた

うん!ありがとう!

私は『体内モグラ』のことが気になってしょうがなかった。
少し興味が湧いたが、彼等を想像することはできなかった。