無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第6話

透き通った声だけを頼りに
オウニside


どこに消えた…。

あれからそんなに時間は経ってない。
それに足音も、扉を出た時にはまだ響いていた。
あとは監獄しか、隠れる場所など無いだろう。
だがその女は、俺から隠れる動機がない。
だから、俺は監獄には戻らなかった。


俺は、ひたすらに同じような道を、縫うように歩いていく。


ふと、我に返ったように、思う。

何故俺は、こんなに必死になって探しているんだ。

別に、俺の仲間に危害を加えた相手でもない。
むしろ、『開けてくれた』存在だ。

なのに、こんなにつけ回して、顔さえも見えなかった女を探し続けている。

俺は、どうなっちまったんだ。

あなた
きゃっ!
『ガタッバタンッ』
オウニ
オウニ
今、確かに女の悲鳴と、何かが倒れる音がした。


後ろから聞こえたその音。


振り向くが、なにもない。
一本道で、壁しかない。


だけど、今の声の通り方…。

少しくぐもっていて…
まるで部屋の中から聞こえたような…。


しかも、あの声は

透き通った声だった。


どこかに部屋がある。
そう確信した俺は、後ろを向いて、壁に手をつけた。


ひんやりした泥が、触れた場所から、
俺の体温を奪っていく。


それは、命を吸い取るように。

じんわりと…

ゆっくりと…。



そのまま、手を横にスライドさせていく。

ザーーッ

さらっとしていて硬いようで、意外に脆い。


泥クジラの脆さを、改めて感じる。
崩れてしまえば、俺たち諸共、砂海の藻屑だ。

そんなのはごめんだ。



ザーーサーッ
オウニ
オウニ
泥の手触りが変わった。
ここだけ、泥というより、砂の混じったような手触りだ。


ここが部屋か…?



俺はその箇所を、勢いよく叩いた。


姫乃
姫乃
次回からオウニとあなたが顔合わせ!!
なのでここで、あなたの設定をさせていただきます✨

名前:あなた

服装:泥クジラでは珍しい黒髪
   (肩と胸の間あたりまで)
   目は青緑色
   鉄製の三角形の飾りがついたネックレス
   黒のタイトなタンクトップ
   クリーム色のスカート
   茶色の革製ベルト
   黒の靴
   
性格:基本的には明るい、ポジティブ
   ボケるのもツッコむのも好き
   前作でニビを黙らせたことが、少しドSぽかったが、ドSではない
   優しい性格

出生:後々明かします

能力:運動はできるが、体内エリアにばかりいるので、外に出るとすぐバテる
   情念動はオウニ並み
   (後々、戦闘出てくると思います)
   
好きなもの:ウイジゴケちゃん
      夕焼け
      景色を眺めること
      風に当たること

嫌いなもの:砂にまみれること
      グロい虫
      監獄の前を通ること
      人に好奇の目で見られるこ と