第42話

twenty-five
728
2018/04/12 12:26
────────────────────

手を繋いで、会場まで歩く。


あなた

はやく花火あがんないかなぁ〜!!

シルク
今年、去年よりもすごい豪華らしいよ!
あなた

ほんと?!
去年はマサイももっきゅんもだほちゃんもいたよね〜

シルク
あ、マサイと藍奈どこかな??ww
あなた

あの2人、明日になれば付き合ってそう〜ww

シルク
今も絶対両片思い。ww









屋台がみえてきたとき、少し前を歩く人のなかに、マサイがみえた。
あなた

あ、あれ?
マサイじゃない??

シルク
ほんとだ!
あなた行くぞ!



──
シルク
ばあっっ!!!!
マサイ&藍奈
うわ!!!
あなた

えへへ、びっくりした??w

マサイ
あなたとシルクかよ〜w
またいちゃついてんなwww
藍奈
そうだそうだ!!ww
シルク
お前らだってそうなんじゃないのぉ〜??
藍奈
いや、付き合ってないからァ!!
マサイ
うんうん、ただの友達だからァ!!!
あなた

(怪しすぎるだろこいつら……)

シルク
wwwwww
夏祭り終わったあと楽しみにしてるわぁ、w
マサイ
うわうるさーw
あなた

そろそろ花火始まるからはやくいこ、シルク!!

シルク
あーい、じゃまたな〜
藍奈
また明日〜✨



──────






あなた

マサイと藍奈怪しすぎじゃない?w

シルク
それwwwww
絶対お互い意識してるよww
あなた

今日帰ったら藍奈にLINEするわw

シルク
ん!




シルクがニコニコして手を出してくる。




それに応えて手を重ねる。













その瞬間に、花火があがった。






あなた

わ……きれい、

シルク
すご、…………
あなた

でもいつもより感動しない……なぁ……

シルク
……
それ、俺いるからじゃね?
あなた

え、?

シルク
俺の方が好きだから、
そんなにきれいにみえねぇんじゃねぇの。



暗くても分かる。




顔を真っ赤にしながらそうつぶやくシルクが





愛おしくてしょうがない。









そんなシルクのほほに、





軽くキスした。




シルク
?!?!?!
あなた

すき。
だいすき。
これからも一緒にいてください。

シルク
おれは好きじゃない。
あなた

え……??

シルク
愛してる。///
あなた

……っ、、

シルク
くっそ恥ずい……
あなた

自分で言っといて照れないで!

シルク
ごめん……
かき氷買いに行こ、
あなた

うん、



─────────────────────


続く💫

プリ小説オーディオドラマ