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第9話

銀が人間じゃないことは薄々感づいていた。
最初は、人間じゃないことが怖かったし、不安だった。
俺は、白狐だ。
あなたと同じ人間じゃないんだ…
もう、うっすら気づいてた、?
あなた

うん…ちょっとね、
やっぱり銀は人間じゃなかったんだ。

私は案外時間をかけずに納得した。
銀が人間でないことは、並外れた美貌からも重々伝わっている。
そっか…
俺のこと、怖い?
あなた

ううん、大丈夫。

しかし、今は銀に対する恐怖は薄れ、1人の男として見ていた。
しばらくは他愛のないことを話し、ついに私が一番気になっていることを銀に聞く。
あなた

そういえば銀、お姉さんが言ってたやつ…
あれどういうこと???

あ、、、あれはその…
婚儀に連れて行く予定だった大事な子が体調を崩したから、偶然会ったあなたを連れて言ったんだけどさ、姉貴には代わりなんて言ってなくて…
その時の銀はとても戸惑っている顔をしていたかもしれない。でも、そんなことまで見れないほど私は衝撃を受けていた。とても大きな波が襲ってくるかのような気持ちになった。
あなた

そ…か。

その時、まるで時期を見計らったかのように母が車に乗って帰ってくるのが見えた。私は銀にお礼だけ言って、振り向かずに帰った。

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