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第31話

三一
ここはどこだろう…
暗くてよく見えないし、すごい寒い。
あかりが1つもない、
怖くて涙が出る。
???
あなた、こっちだよ。
突然聞こえた誰かの声。
それは私の大好きな声。
あなた

銀…?

なに迷子になってんだよ笑
綺麗な笑顔。
そして銀は私の頭を大事に撫でる。
気づくとそこは真っ赤な紅葉に染まったお屋敷。
あなた

え…なんで?

ほら、早く帰らないと怒られるぞ?
そう言って銀は門のそばまで私を連れて行く。
あなた

銀は…?

俺は行けない…
そう言って寂しそうに笑う。
ほら、早く行け、
銀に背中を押されて私は門の外に出た。
門を出る直後、銀が呟いたような気がした。
あなた、好きだ…
私が門をくぐったあと、真っ赤な紅葉が荒れ狂う炎へと豹変し、美桜の勝ち誇った笑いが聞こえた…






???
…様…あなた様…目をお覚ましください!
夢か…
あなた様…
あなた

錦ちゃん…

銀のお姉さん
あなたちゃん、大丈夫?
意識を無くして帰ってきたから驚いたわ…
あなた

私…

銀のお姉さん
錦が運んでくれたの…
あなた

錦ちゃん、ありがとう…

いえ…当然のことをしたまでです…
あなた

あ…銀は…

銀のお姉さん
銀は…分からないわ…
あなた

里は…

里は壊滅状態です…
あなた

どんな状況なの…?

今回の戦いで犠牲が多く出ました…。
里の復興にも時間がかかりそうです。
四天王も消息のわかっている者は江様…お一人です。
銀様の消息も掴めておりません。
あなた

江さんは…!?

幸い一命は取り留めましたが、、
ひどい怪我です…
あなた

そう…

ところでここは?

銀様が以前お住まいになられていた別宅です。
あなた

お姉さん…少しお話があるんです。

銀のお姉さん
私もよ…。
少し歩きながら話しましょうか。
銀…お願い。生きていて…

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