第5話

聖なる夜の勇気
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2017/12/12 10:34
いま、智毅くんとツリーを見に来てます!
そろそろ勇気だそうかな。

私、あなたは、振られようがどーなろうがとにかく思ってることを伝えます!

聖なる夜に振られて落ち込むか付き合って幸せになるか。
私次第だね。頑張ってきます。

〇『あ、あのさ、智毅くん』
智『どーかしたの?』
〇『実は、伝えたいことがあって。』
智『ん?なに?』
〇『実は、廊下で1度だけすれ違ったときから好きでした。だけど、私が臆病過ぎでなかなか伝えられなくて。だから今回、流れに任せて振られてもいいから気持ちを伝えようって思って。伝えずに後悔するより伝えて後悔した方がまだいいと思うから。だから、もし良かったら、私と付き合ってください。』
智『あのさ、実は。』
〇『へ?』
智『俺もあなたのこと好きだったんだよね』
〇『え?どーいうこと?』
智『1度廊下ですれ違った時、俺さウィンクしたじゃん?あれさ、わざとなんだよね。』
〇『もしかして、私の気を惹かせようとしたってこと…?』
智『そーいう事だね。だから、喜んで。こんな俺でよければよろしくお願いします。』
〇『智毅くん…ありがとう泣』
智『あなたこそ。長々と気持ちを伝えてくれてありがとうな。俺も今日告ろうかなって思ってたからさ。』
〇『んーん。ほんとにありがと。智毅くん』
智『あのさ、付き合ったんだし呼び捨てでいいよ?』
〇『あ、そっか。( 笑 )』
智『おう( 笑 )』

てことで、私、あなたは無事に大好きな人と付き合うことが出来ました。

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