中学1年生のある雪が降った日。
いつもは自転車登校だけど、危ないからと親に止められ
歩きで登下校をした。
下校しているとき。
私の地区には同学年の友達どころか、女の子もいなかった。
一人で歩いていたその後ろから大学生くらいの男の人に声をかけられた。
「ねぇ。
君さっき中学生が倒れてたんだけど、知り合いかな?
よければ一緒に来てくれない?」
そう言われて私はついていってしまった。
声をかけてきた大学生についていこうとしたとき、
口を何かで抑えられた。
その瞬間、意識が途切れた。
こんにちは!作者です!
次から少しR18が入ります!
ご了承ください!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!