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第3話

遥斗くん。
 1週間も眠っていたのにも関わらず怪我がすごくひどかったわけでは無かったらしい・・・
原因が不明だったから、私は1週間ほど検査入院することになった、看護師さんが時々私の様子をうかがいに来てくれる、
まだ私の記憶は戻らない。
ある日、私が病室で暇を持て余している時、

コンコン・・・

「…?…はい、」

誰かが私の病室のドアをノックする音が聞こえた、
看護師さんかな、でもいつも来てくれる時間と違っているし・・・誰だろう?
そんなことを考えていると病室のドアが開いた、

「…優結?元気になった?」

ドアが開く音とともに聞こえた声…
・・・私この声・・・知ってる、
夢の中で聞こえた声だ・・・
でも、なんでだろう?思い出せない。
私の名前を呼んでいるから私のことを知っているってことは確かなんだけど・・・
聞いたことのある声、だけど私はこの人を知らない。

「ど、どちら様…でしょうか?」

「え…?…ゆ、う?」

病室に入ってきた男性は、そう言った私を見て固まってしまった

「…俺の事覚えてないの?」

男性は信じられないというように言葉を発した、

「覚えていないというか…知らない、と言うか…」

どう言っていいのか分からなくて言葉を濁していると

ガラガラ・・・

病室にお母さんが入ってきた

「あら!遥斗くんじゃない?お見舞いに来てくれたの?ありがとう。」

お母さんはこの人を知っているのかな?
お母さんのお友達とか?
・・・それか私が忘れてしまった記憶の中にこと人との関わりがあるのかな?

「は、はい、お母さんお久しぶりです。
あ、あの優結どうしたのですか?俺の事を知らないって…」

お母さんはハッとしたように私を見てから私から少し離れて男性と話しだした、
お母さんと男性は私をチラチラと見ながら話している、私のことを話してるよね・・・気になるな・・・
でも一番気になるのは、一体この男性は誰なんだろう・・・
って事
・・・話が終わったのかな?二人がこっちに戻ってきた

「優結?紹介するわね、この人は優結が通っている高校の同級生の松田遥斗くん、あなたの彼氏、よ、あなた達呆れるほど仲が良くて…、何度もお見舞いに来てくれていたのよ。」

松田遥斗くん、・・・私の彼氏!?
しかも同級生って!大人っぽいから年上に見えた・・・

「松田遥斗です、えっと、お母さんに記憶の事聞いたよ、これから毎日来るから、俺が手伝えることがあったらなんでも言えよ?」

自己紹介になってない気がするんだけど…
まぁいっか、名前と年は分かったんだし毎日来てくれるって言ってたからゆっくり色んなことを聞けたらいいな、
・・・私も自己紹介したほうがいいかな、

「楠木優結です、ごめんなさい、記憶がないから遥斗くんの事も分からなくて…これからよろしくお願いします。」

「よろしく!同い年なんだし、…一応俺彼氏だし…敬語なんて使わなくていいからな!俺もさっき使ってたんだけど…」

「フフッ…分かったこれから色々迷惑かけると思うけどよろしくね?」

「ああ!よろしくな!」

遥斗くんすっごく優しい!しかも・・・かっこいい
こんなイケメンが彼氏なんて、記憶がなくなる前の私ってすっごく幸せものだったのかな?

「遥斗くん、もう遅いから今日は帰った方がいいんじゃない親御さんが心配するわ。」

「はい!じゃあ優結また明日な!」

「…え?…うん!遥斗くんまた明日!」

・・・遥斗くん帰っちゃった、もっと話してたかったのに、
お母さんったらまだ6時なのに・・・もう小学生じゃないんだからね!
早く明日にならないかな、明日遥斗くん何時に来るのかな?楽しみだなぁ・・・
夜、私はそんなことをかんがえながら眠りについた。