とりあえず部屋に帰ろう…
初めての経験で腰が痛いからゆっくり休みたい
櫻井さんに案内された道を元に戻ってると
?『あれ?新人ちゃん?』
櫻井さんは仕事に行っているだろうから
声質的にも違う人
櫻井さんより少し高い
?『ほら こっち向いて』
肩を叩かれ恐る恐る振り向くと
肌の白いワンコみたいな男の人が立っていた
大学生みたい…
?『私立派な社会人ですよ?教習所の教官です』
この人はエスパーなのか何なのか
私一言も喋って無いのに人の心読み取ったよ
二宮『おっと失礼 私は二宮和也
職業はさっき言ったけど自動車学校の教官
年齢は永遠の17歳 あなたは?』
いちいちウィンク決めてくるあたりあざとい
あなた『南あなたです
櫻井さんに拾われるまでは製薬会社で勤務してました
20代前半です よろしくお願いします』
二宮さんはそれを聴くと急に私の周りを
くるくる歩き周り
二宮『ねぇ 昨日しょーちゃんに抱かれたでしょ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。