櫻井さんの時と違って眼の前にモノがある
既に立ち上がってるソレは存在感が凄い
二宮さんは早く、と言わんばかりの圧迫感
恐る恐るモノに顔を近づける
ムン、と香る雄の臭い
口の中に入れて歯を立てない様にちゅうちゅうと吸う
まだ二宮さんは余裕そう
なんだか悔しくてモノを握って吸いながら
少しずつだけど扱いていく
口に入れた事なんてないし
二宮さんのは私の口より大きいからまじでむせそう
手を動かす速度変えたり色々試行錯誤しても
見下げられる表情は一切変わらないから
ツーッと裏を舌で這ってみた
二宮『…っ』
一瞬だけ二宮さんの顔が歪んだ気がして
扱く速度を早めてきゅうきゅうと吸ってみた
少しずつ二宮さんの息が乱れてきた
あなた「きもひいいへふか?」
二宮『馬鹿 喋んなって』
苦しそうに顔を歪めるからちょっと虐めたくなって
眼の前にぶら下がってちっちゃく付いてる
ソレもふにふにと触った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!