あなたが連れてこられたのはものすごく大きな大豪邸。
テテはあなたをお姫様抱っこしたまま玄関をくぐる。
執事と、近くにいたあなたより2つほど年下に見える顔立ちの整った男が迎える。
(誰だろう…?)
ジョングクと呼ばれたその男は怪訝そうにあなたを見つめ、そしてニヤリと笑った。
そういって、全身を舐めまわすように見つめてくる。
顔が赤くなっているのを隠すように俯くと、ジョングクは嬉しそうに言った。
(俺の俺のって、人をモノみたいに…!)
そう言うと、テテはあなたを鋭く睨みつけ、
そう言うと、ジョングクの返事も聞かずに階段を上がり、奥の部屋に入っていった。
(ドンッ)
ベットに叩きつけられ、テテがあなたの上にまたがってくる。
抵抗しようとするが、馬乗りの状態で手首を固定され、全く動けない。
手首を掴む力が強くなる。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!