第5話

豪邸
24,696
2017/12/11 10:12
あなたが連れてこられたのはものすごく大きな大豪邸。
あなた

うわ…なにここ…

テテはあなたをお姫様抱っこしたまま玄関をくぐる。
執事
おかえりなさい。テヒョン様。
ジョングク
あ、オッパおかえりなさい。
執事と、近くにいたあなたより2つほど年下に見える顔立ちの整った男が迎える。
(誰だろう…?)
ジョングク
オッパ?この女は誰ですか?
テテ
ジョングク、こいつは俺の玩具だよ。奴隷区で買ってきた。
ジョングクと呼ばれたその男は怪訝そうにあなたを見つめ、そしてニヤリと笑った。
ジョングク
へぇ〜、オッパに選ばれるなんて、どんな女か気になっちゃうよ。
そういって、全身を舐めまわすように見つめてくる。
あなた

あっ、あんま見ないでよ…。

顔が赤くなっているのを隠すように俯くと、ジョングクは嬉しそうに言った。
ジョングク
オッパ〜、俺にもこの玩具貸してよ。
あなた

えっ…

テテ
ん〜、どうしようかな。こいつは俺のだから簡単には貸してやんない。
(俺の俺のって、人をモノみたいに…!)
あなた

別に私がどうしようと関係ないじゃないですか。

そう言うと、テテはあなたを鋭く睨みつけ、
テテ
ジョングク、話は後でいい?こいつにお仕置きしないと、自分の立場分かってないみたいだから。
そう言うと、ジョングクの返事も聞かずに階段を上がり、奥の部屋に入っていった。




ジョングク
あ〜あ、ここ防音だからあの子の喘ぎ声とか聞こえねぇな〜、






(ドンッ)
あなた

痛っ

ベットに叩きつけられ、テテがあなたの上にまたがってくる。
あなた

やめっ…

抵抗しようとするが、馬乗りの状態で手首を固定され、全く動けない。
テテ
お前さ、本当に自分の立場分かってねぇよな。
手首を掴む力が強くなる。
あなた

やめて!痛いっ、

テテ
お前は黙って俺にされたいようにされてりゃいんだよ。

プリ小説オーディオドラマ