第23話

告白
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2018/01/22 11:40
(またここに戻ってこれるなんて思わなかったな…)
テテの部屋を見渡し、あなたは頬の筋肉を緩めた。
しかし、あの言葉だけは忘れられなかった。
" 性欲処理器 "
頭の中でその言葉だけがぐるぐると回っていた。
テテ
あなた…あのさ…。
テテが話そうとしたその時、
ジミン
待って ッ…!
息を切らして、ジミンが部屋へ入ってきた。
あなた

え…じみな…?

テテは辛そうな、不安そうな目であなたを見つめる。
ジミン
あなた、僕はあなたのことが好き。絶対泣かせたりしないし、不安にさせないよ。
ジミンが必死に訴える。
その想いにあなたは、胸がぐっと掴まれるような感覚に襲われる。
ジミン
僕が誰よりもあなたのことを想ってる。僕と付き合ってくれませんか?
あなた

え…ほ、本当に言ってるの…?

あなたはジミンを一度傷つけた。


それでも、こんなに想ってくれていた。


そんなことを考えていると、
テテ
あなた。
おもむろに、テテが口を開いた。
あなた

ん…?

テテ
あんな酷い事言って、今更許してもらおうなんて思ってない。
テテ
でも…あれが本心じゃないのは分かってほしい…。
あなた

……

あなたは、思い出してまた泣きそうになる。
テテ
俺は ッ…あなたにあの奴隷区で一目惚れして…思わず購入した…
テテは必死に言葉を繋げる。
テテ
でも…愛し方がわからなくて ッ…
身体を重ねて表そうとしたこと


条件で縛りつけて、逃げないように自由を奪ったこと
全てを伝えた。
あとは一つだけ。
一番大切で、今まで一度も言えなかった事_
愛するが故に、怖くて言い出せなかったこと_
今ここで言わないと、ジミンの方へあなたは行く。
テテは顔を上げ、小さな声で、はっきり伝えた。
テテ
好き…大好き……行かないで…ッ…

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