第3話

恋文代筆社
60
2017/12/05 13:32
ガチャ


僕は、自分でも気づかない間にドアを開けていた。





「恋文代筆社」






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うわ〜
今さらいうのもなんだけど、なんか恥ずいなw
翔平
こんにちは!すいませ〜ん
誰かいますか?
おかしいな…誰もいないのか?まだ、こんな時間なのに




ガサガサゴソゴソ


ん?なんか、奥から音がするような、しないような……。
おばあちゃん
は〜い!いらっしゃ〜い❤
かわいい坊っちゃんね〜
うわっΣ(゚Д゚)
なんだこの人、おばあちゃんのくせにやたらとテンションが高すぎる!

っていうか待てよ…。こんなおばあちゃんが、僕のラブレター書くのか?書けるのか?冗談じゃないぜ!!
おばあちゃん
今、お茶入れてくるから待っててね!
翔平
あっ、はい…。
待つだけ待つか、ひまだし

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