風磨side
バスケに集中したいのに、今日も女子うるさいし。
中島のせいだ!
健人『今日も女子多いね^ - ^』
風磨『中島のせいだろうが。』
健人『あははは、ごめんねー(棒)』
健人《半分くらいは、風磨のファンだけどね(笑)》⇦《》は、心の声です。
顧問『じゃあ、ちょっと休憩!』
疲れた〜。あの子、あんなところに座って何してんだろ。
風磨『なぁ、中島。』
健人『ん?どうした?』
風磨『あいつあんなところで何してんだろ。』
健人『あっ、ちっちゃい子!』
風磨『は?ちっちゃい子?』
健人『うん。話したじゃん?靴箱に身長が届かなかった子。』
風磨『あ〜。それで、中島がバスケしてるところ見に来たんだ。』
健人『いや、違うと思うよ?ただ単にバスケ見に来たんじゃない?』
風磨『ふ〜ん。』
あっ、帰った。
〜部活終了後〜
顧問『じゃあまた明日!解散!』
部員『ありがとうございました!』
健人『じゃあな、風磨。』
風磨『おう。』
はぁ〜、、、ん?これって、中島が言ってたちっちゃい子の生徒手帳?
明日届けるか。、、、まぁ、1日位無くても困らんだろうし。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。