病の魔法にかかりまして
私は流星と付き合ってもうすぐ3年になる。
記念パーティーをしようと話していたけど、私は風邪を引いてしまった
prrrrrr…
もしもし?あなた?風邪治ったか?
あ、もしもし。まだ全然熱下がらんくて、、
ゴホッゴホッ 喉も痛いし…
そう、私は風邪をひいて5日経つのにまだ全然治らない。
薬が合ってないのかな、、
そうか、今すぐ行くわ。
ありがとう…
流星は心配性だから言えないけど、この間から食事も喉を通らないし、なんかしんどいし…
ガチャ
早いな…
あなた?大丈夫か?
大丈夫大丈夫笑
ちょっとしんどいだけ
そのしんどい、が怖いんやんか
おっきい病院いこ
おっきい病院って、、
市民病院のこと?
あーそれそれ
ん~大丈夫やよ
あかん。行くで
そして私は流星と一緒におっきい病院に行った。
半ば強引にね…(笑)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!