前の話
一覧へ
次の話

第5話

♪4♪
28
2017/12/13 13:17
リリ
なるほど、そう来たわね…。
わかったわ。一緒に頑張りましょう!
あなた

できるの⁉︎









…というわけで、始まりました。

クリスマスまでに颯太くんと付き合う計画。

リリさんはかなり威勢の良いことを言ってたけど、正直これって大変。

だって、颯太くんとはゼミが一緒で、時々話すくらいの距離感なんだもん。

その上ライバルはそこそこいると来た。

これ、本当にうまくいくの…?
リリ
で、颯太くんに頼まれた漫画はあったの?
あなた

あった!明日貸そうかなって思ってる!

リリ
ちょっと待った!それじゃダメよ。
え、なんで?
リリ
だってそれだとちょっと尽くしすぎよ。
確かに約束を守るのは大切だし、遅すぎると颯太くんもなかったのかな、って思って諦めちゃうけど…
リリ
でも、いまあなたが言ったようにすぐ貸しちゃうとなんだか待たされてる感がないの。
その待たされてる感をうまく出せるようにならなきゃ。

そのままだと、都合のいい女になっちゃうわ。
なるほど…。

リリさんが言ってることが本当なのかはともかく、参考になります…
あなた

じゃあどうすればいいの?

リリ
ちょっと待たせればいいのよ。2〜3日くらいで十分。
その間、あなたはちょっと自分磨きしましょ!
あなた

らじゃです!

プリ小説オーディオドラマ