
第5話
謎
警察が帰ってから、私は何もせず、ただ泣くしか出来なかった。
悲しいけど、自分を責めるしか出来なかった。
私のせいだ…。
でも…あきらめない。
私、彼が生きてるって信じるんだから。
それしかできないもの。
次の日から、いくつもの病院を回った。
後から警察の連絡を頼りに、遠い病院に行ったけれど...
彼はもう...いなかった。
その後にどこへ行ったかは教えてもらえないし、そもそも分からないらしい。
どうしたらいいんだ、。連絡も途切れたまま。
彼のいない生活が続いて一年が経ってしまう。
彼が“もういない”なんて証拠無いんだから、私は諦めない。
信じ続けるんだ。.....晴が好きだから。
また、一緒に学校行ったりしたい。
それだけの理由でも....大切なことなの。
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