プリ小説

第11話

光side
何も言えずにいると、君が家に誘ってきた。
俺が頷くと、君は本当に嬉しそうに笑う。

その笑顔は、誰に向いているのだろう?


もやもやとしたままの気持ちのままでいると、君は真っ先に、ある写真の前に行って、ラッピングされたものを置いていた。

それをみていたら、もやもやとする気持ちが強くなった気がした。










君の家に住むことになってから一週間経つと、ちゃんとした会話ができるようになった。

でも、君は...俺からすぐに目を逸らす。

一度としてちゃんと見てくれなかった。


写真は見るくせに。俺を見ればいいじゃないか。

本を読んだりして、“好き”がどんな意味か分かってから、俺の気持ちがあなたに対しての“好き”というものだと知った。

でもそれが、俺の前の記憶とシンクロしているのか、『今の俺』が好きになったのか.....分からない。



だが、あなたを好きなのは事実だ。



君が出かけて、写真の前にプレゼントが増えた日の夜、




君は泣いていた。






泣き声がして起きて見ると、涙を流していたんだ。
悪い夢でも見てるのかと思ったら、君は...同じ名前を呼んでいた。



晴....。


前の俺か?
それとも、赤の他人か。


どっちにしろ、面白くない。俺はあなたの涙を手で拭うと、頬を撫でて布団をかけ直した。



いつか絶対、今の俺を見させてやる。

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Hononeko
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Hononeko
只今、更新亀🐢さんです、 ごめんなさい(இдஇ`。) お気に入り⭐︎300(2018.11/20) お気に入り⭐️200(2018.6/5) お気に入り⭐️100(2018.1/10) ----------✂︎ キリトリセン ✂︎ ---------- 良いね👍やお気に入り登録ありがとうございます!! 飛び跳ねて喜んでますm(*_ _)m 浦島坂田船LOVEです!💚💜❤️💛 こたぬき💚