第6話

【歌詞】1000回の泣き虫 ※プリ画あり
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2017/12/06 12:18
僕が泣きそうなとき 君はそばにいてくれる
僕がくじけそうなとき 君は笑って僕にこう話すんだ

「君は弱い人じゃないよ。だから負けそうな顔しないでね」
そうやってまた泣きそうになる僕を 呆れたように手を引いて歩き出す
小さなその手が  「ただいま」の僕の帰る場所


1000個の言葉 重ねたってまだ埋まらないよ
1000個詩を  綴ったって伝えきれないよ
君にまだ話したいことがあるよ 眠くなるまで
夢の中で君に会えたなら

このまま覚めなくていい   …ふたりだけで









初雪の待ち合わせの夜  君との電話が途切れた
「どうしたの?」のメールに ごめんねと笑うだけ
あの夜 君が隠した心を僕はなぜ気付いてやれなかったの?僕が
いつも泣きついてた背中は …ずっと傷つき果てていたのに
今ならわかるよ  君が素直に泣き出せなかったその理由(わけ)を
今でもいいなら  駆け出す 白い息握りしめて 君の家まで

1000回の何回 弱虫になったっていい   
1000回の何回 泣き虫になったっていい
1000回の1回 999回分の勇気だして…?   
小さな君の涙目に「大丈夫」って話すよ

何度も言えそうじゃないけど    …1度は言えるよ

ノックがドアを叩く   その向こう返事はなくて
ノックの続きは言う   
「もしも君が泣きそうならせめて僕も隣で泣かせてよ
大丈夫さ、君より上手に大きく泣いてみせるよ 任せてよ」


1000回の何回 弱虫だと言われてもいい   
1000回の何回 泣き虫と言われてもいい
1000回の1回 999回分の勇気出すよ   
きっと君の涙目に「大丈夫」って話すよ

何度も言えそうじゃないけど    …1度は言えるよ

だから

震える声を隠さないで  涙をどうか殺さないで
君の笑顔を忘れないで  その手をどうか繋いでいて…?

1000回の1回 999回分の勇気出すよ   
きっと君の涙目に「大丈夫」って話すよ

何度も言えそうじゃないけど    …1度は言えるから












僕の弱さが君を強がりにしてしまったね…
999回の弱音を吐いたから
1度くらい君を”守りたい”と思ったんだよ…




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