第95話

【詩】ユメ物語
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2018/02/01 11:39
優しい言葉に触れて    心は優しくなれる…。

優しい音を耳に掠めて    人は唄いだす…。

晴れた空に届くように  1人じゃ遠い夢だよ  だけど

1人じゃなかったら ……届くかな?   夢で終わらせたりしない


……物語さ。



誰もがみんな  それぞれの想いを抱いて

唄にして唄えば  きっと一つの唄になる。



繋いでいこう…

手をとりあうように 君の声 僕の声 あなたの声  
重なる想いを――…。

紡いでいこう…

たぐり寄せて出逢えた  君と…  僕と…  あなたと…が、
ほどけないように――…。

唄っていこう…

誰の想いもひとつにするように 君の想いも… 僕も… あなたも…
ひとつのメロディーに  それぞれの声を重ねて――…。



世界中の人と  巡りあえたらと…。

世界中の人と  名前を呼び合えたらなと…。

世界中の人の悲しみを  拭えないかな…と。



現実的な世界で僕は、少しバカげた非現実的な夢を
思い描いてみる――…。


壮大であるようで小さく…

小さいようで大きい…

形のとらない  限りない  ユメを見る。


君と… 僕がいて… あなたとまた、知らない誰かがいて

1人じゃないなら こんな願いごとも 
 
あれほど高く遠く見える 空へ――…。

……届けに行ける、そんな気がしたよ。


夢物語、”物語”になれる……きっと。









































物語の始まりはいつだって
ユメ物語からーーー…。
描いた夢が叶うとき、そのときユメ物語は
ひとつの新たな"物語"になる。















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