どこにでもあるような　　安っぽい継ぎはぎの言葉
繕ってみたところで　　僕自身はちっぽけなままで

「変わることは容易くない」　　胸の内の本音
それでも…　　　それでも…　　　歌い続ける今を。

受け流すだけの　　日々じゃ全然
僕らしくないでしょう　　もっと
このいまを　　生きていたんだって
なにかを　　残したいんだ




不器用って言葉　　使っときゃなんとか
それなりに頑張ってる　　みたいな感じがするでしょ？

だけどみんな　　気付いているよ
この世界　　器用な人なんかいないよ
優しくあろうとするなら　　人はみんな不器用になるから

君が頑張っていることもうじゅうぶん
知ってるよ　　……なんて、一生かかったって
軽々しく　　言えやしないよ
僕が知ってるよりも　いつだって君は必死だから
ただ、今は　　　そばにしかいてやれなくて…ごめんな



「あのね　　あのね　遥か昔…」って語りだした
君の優しい横顔　　　忘れられないよ
伝えそびれたこと　聞いてよあのね…
いっぱいあるんだよ
だから　唄おう　　　……伝えなきゃいけないこと。


もっと声をだして　　ほら「言えない」なんて言わないでよ
伝えなきゃいけないことなら　　ためらわずに…
あの日　僕が　ためらった想いのように


―――――――――…消えてしまう前に。
　　


唄にして唄おう　　いつかじゃない　　今を唄う
刹那に　　漂う　　キモチ　　　　　ちゃんと声にして…？




























伝えなくちゃならないことなら　　迷わないで。
その手に握った想い　　消えてしまう前に　　…唄となれ。