第56話

【歌詞】太陽と影
5
2018/01/02 05:40
世界を、うまくわたる方法
簡単に、幸せになる方法
この世界の  上手な世渡りの通貨  ……『才能』というコイン

生まれ落ちたその一瞬で  振り分けられた有能と無能
振り分けられたその立ち位置が  既に差がついたスタートライン

太陽と影  重なることないモノよ
寸分も 違(たが)わない   僕らだってそうだろう
光と闇   決して混じることなきモノよ
わかりあえる日は  来るのだろうか



何処にいったって  変わんない有能者ばかり  僕は眺めてる
眩しいスポットライトの影  噛みしめた唇から    
……血の味が  広がった。


昔からそうだ  見上げるだけの立ち位置  僕はいつだって此処だ
太陽があれば 影があるように
影にならなくちゃ  有能者が輝いて見えるために 
 僕らは    太陽の影に隠されてしまった


太陽と影  重なることないモノよ
寸分も 違(たが)わない   僕らだってそうだろう
光と闇   決して混じることなきモノよ
わかりあえる日は  来るのだろうか

才能は人を推し量かる
平等ってうたいながら  世界は才能を基準に  回ってる

皮肉なわけじゃない もうすでに諦めたようなもんさ
今更もう光になろうなんて  思いもしないけど。

せめて一度くらいはさ  光に当ててはくれないかな…?
届かないでしょう   重ならない  交わらない願いだよ





































才能があるだけが良いとは言えなくとも、
才能が有利であることに変わりはないかもしれない。





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