大毅「でもあなたが悪いんやもんな?」
「...ごめん」
大毅「はあ。もうこの話やめよか」
付き合った当初は気付けなかったのか、気付かなかったのか。
大毅の行動は普通ではないと。
だけど私はそういう所も許せてしまう、結局好きなんだと思う。
「...気を付けるね」
大毅「おん。あなたが好きすぎてしゃあないねん...日に日に好きになってくし取られたくない。」
「私は大毅だけが好きだよ。」
大毅「分かってるけどさぁ不安やねん。
離れんといて。俺だけ見てて?」
ぎゅって強く抱き締められて抱きしめ返した。
大毅「あー、ほんますき。
今日も写真送ってな」
「写真...って、」
大毅「もー約束したやん。
自撮りとか服の写真!」
...なぜか毎日写真を要求されてる。
もう何百枚と送ってるはず。
「あのさ、毎日同じ顔だしさ。飽きない?笑
あと服っていっても制服だし毎日見てるじゃん」
正直に言うとこれは理解出来ないんだけど...。
一回送り忘れたらものすごい機嫌悪くなったし。
「なにに使うの?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!