俺が全てを話すとニノは口を開いた。
二宮)よーするに相葉さんは、あなたちゃんに誕生日だってこと忘れられてるのか気になってるのね。
相葉)うん。
二宮)おめでとうって言われないし、あなたちゃんの帰りは遅いし...
うっ、聞いてるだけで心が痛いよニノ...
相葉)いや、もーいーよ。笑笑
呑も呑も!笑笑
でもニノは真顔で行った。
二宮)相葉さん、俺の家で呑まない?
またまた珍しい。
ニノから家に誘うなんて。笑
相葉)ほんとに?いいの??
二宮)まぁ、相葉さんが落ち込んでるから励まそうと思っただけですよ。笑
ちょっとムカつくけど、嬉しい!
俺はニノに付いていくことにした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!