あの声が聞こえる_____。すっごく惹かれる声。
何故か3年3組を通り越してその声のする3年2組の方へ行ってしまった。
追いかけてきたみなみも一緒に。
え…たくみって?…
なんか頭痛い
こっちを見てたくみってひとが固まってる
なんであたしのこと知ってるんだろ
あの声の人がみなみの彼氏だったなんて___。
なんか無性にドキドキするし、その場から逃げたくなった
気にせず2階に戻った
すぐにみなみが追いかけてきた。
1、2回か…それだけで呼び捨てされるのかな…
なんかすごい気になる…
でもみなみが話したく無さそうだったから今日はやめた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。