中間side
桐山「なんかあったん?」
神山「俺、あなたのこと怒ってばっかやし、わがまま聞いてやってないし。」
小瀧「神ちゃん……」
藤井「………」
神山「どれだけ俺が理不尽なことで怒りよっても文句ひとつ言わんで、わかった。って言うんやで?
俺、あなたに我慢させとるんかいな。」
中間「そんなことないと思うで?」
桐山「おん!
あのわがままで自由なあなたのことやから、嫌やったら、嫌っていうはずやで!」
藤井「俺が一回、あなたがお風呂上がりの楽しみにしとったアイス食べてしまったときなんか、1週間口聞いてくれへんかったし!」
小瀧「うわー、つらっ笑」
藤井「話しかけても無視やで?
涙止まらへんかったわ笑」
『やろーな笑』
重岡「やから、心配することないで?
大丈夫やd(`・∀・)b」
神山「そーやな。ありがと、みんな。
スッキリしたわ笑」
中間「またなんかあったら言ってな?」
桐山「そーやで神ちゃん!
やって俺らメンバーやん!ドヤッ」
神山「それ、俺のやー!」
『笑笑』
(ガチャ)
噂の姫が帰ってきました。
いや、つっこみどころが多すぎるな……笑
大きな黄色い熊のぬいぐるみを抱えて、右手にはパピコ持ってる
濱ちゃんも持ってるから二人で半分個したんやろ。仲ええな笑
濱ちゃんは大きな紙袋も持ってる←
買わされたんでしょう。きっと。笑
「どーしたん?みんな」
『おかえり!笑』
濱田&篠宮「ただいま!」
「オカン!あんな!あんな!オトンがな!プーさん買ってくれてな!そんでな!」
神山「わかったわかった。とりあえず落ちつこーや笑」
神ちゃんがチラッてこっち見てくる。
ほらな。嫌われてないやろ?笑
みんなも笑って二人のこと見とる。
「パピコもな!半分個したんやで!」
神山「濱ちゃん、その大きな紙袋は?」
濱田「お店に入って試着したらな!めっちゃ似合ってたんよ!
買ってしもうたわ~笑」
「うん!買ってもらった!」
神山「良かったなぁポンポン」
そーやってあなたが話すのは神ちゃんにだけなんやで?
ええやんかブスッ
という意味を込めて二人を見る笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。